プレーンオプションと比べた場合、バイナリーオプションは売り手のリスクが限定されているのでローリスク・ハイリターンな取引であるといえる。
× バイナリーオプションの買い手の最大損失額はオプション料であり、売り手の最大損失額はペイアウト額からオプション料(プレミアム)を差し引いた額となりますが、投資金額に比して損失額が大きくなる場合もありますので、プレーンオプションに比べてリスクが低くリターンが高い取引であるとはいえません。 詳細表示
オプション取引では、原資産価格の変化に対するオプション価値の変動割合のことを「デルタ」という。
○ オプション取引でいう「デルタ」とは、原資産の変動に対して、オプションの価値がどの程度変動するかを示す指標です。これは「市場感応度」を示すものであり、原資産価格が変化する場合に、オプションの価値(=プレミアム=オプション料)がどの程度変化するかを計測するものです。 詳細表示
原資産価格が100円のとき、権利行使価格90円のコールオプションの価格(価値)が25円だとすると、このコールオプションの本源的価値(本質的価値)は10円、時間的価値は15円である。
○ 本源的価値(本質的価値)とは、オプションの権利行使を行ったときに得られる価値であり、原資産価格-権利行使価格=100円-90円=10円 となります。 また、時間的価値は、将来の価格変動によって利益が得られるかもしれないという期待に対する価値ですが、オプションの価格(価値)=本源的価値+時間的価値 となりますので、時間的価値=25円-10円=15円 となります。 詳細表示
バイナリーオプションを利用したヘッジは、ヘッジ対象資産の損失の全てを補うには向いてないが、一部を補うには有効である。
○ バイナリーオプションでは、原資産の想定元本額が明示されていないため、ヘッジ対象資産の元本額に合わせてヘッジを行うことがてきません。 したがって、バイナリーオプションを利用して原資産のヘッジを行う場合には、ヘッジ対象資産の損失の一部を補うものとしてヘッジを行う必要があります。 詳細表示
「アットザマネー」とは、オプションの権利行使を行った場合の損益がゼロの状態のことをいう。
○ 「アットザマネー」とは、オプションの権利行使を行った場合の損益がゼロの状態のことであり、コールオプション、プットオプション共に、原資産の価格が権利行使価格と同じ状態のことをいいます。 詳細表示
プレーンオプションの価格は、原資産のボラティリティ(価格変動率)が高いほど高くなる。
○ 「ボラティリティ」とは、原資産の価格変動率のことです。プレーンオプションの場合は原資産の価格変動が大きくなるとボラティリティは上昇し、オプションが権利行使される可能性が高くなりますので、オプションの価格(価値)は高くなります。 オプションの価格(価値)は、コールオプションでもプットオプションでも、ボラティリティが上昇すれば上昇し、ボラティリティが下落すれば下落します。 オプショ... 詳細表示
オプションの理論価格の計算に用いられるボラティリティのうち、「インプライドボラティリティ」とは、原資産に対する過去の変動率の実測値に基づくボラティリティのことをいう。
× オプションの理論価格の計算に用いられるボラティリティには、「ヒストリカルボラティリティ」と「インプライドボラティリティ」の2種類があります。 ヒストリカルボラティリティ: 原資産に対する過去の変動率の実測値に基づくボラティリティのことです。 インプライドボラティリティ: 原資産に対する将来の変動率を予測したボラティリティのことです。 詳細表示
「通貨バイナリーオプション」は、通貨を対象とするバイナリーオプション取引であり、将来の一定期日の外国為替相場が権利行使価格を上回るか下回るかによってペイアウトの有無を判定・決済するオプションである。
○ 「通貨バイナリーオプション」は、将来の一定期日の外国為替相場が権利行使価格を上回るか下回るかにより、ペイアウトの有無を判定・決済するオプションです。 たとえば、米ドル/円のバイナリーコールオプションであれば、権利行使価格に対して判定価格が米ドル高・円安となった場合にペイアウトが発生し、権利行使価格に対して判定価格が米ドル安・円高となった場合はペイアウトは発生しないことになりま... 詳細表示
米ドル/円のバイナリーオプションにおいて、「バイナリープットオプション」とは、円高になればペイアウトを受け取る権利のことをいう。
○ 「通貨バイナリーオプション」のうち、例えば米ドル/円を原資産として、円安になればペイアウトを受け取る権利のことは、米ドル/円の「バイナリーコールオプション」と呼び、円高になればペイアウトを受け取る権利のことは、米ドル/円の「バイナリープットオプション」と呼びます。 詳細表示
オプション取引でいう「時間的価値」とは、将来の価格変動によって利益が得られるかもしれないという期待に対する価値のことをいう。
○ オプションの「時間的価値」は、将来の価格変動によって利益が得られるかもしれないという期待に対する価値です。 オプションの価格(価値)は「本源的価値(本質的価値)」に「時間的価値」を加えた値ですが、本源的価値(オプションの権利行使を行ったときに得られる価値)がゼロであっても、オプションに残存期間がある限り、時間的価値はプラスとなります。 詳細表示
114件中 81 - 90 件を表示