パスキーを正常に設定・登録するには、デバイス・アカウント・ブラウザの設定が一定の条件を満たしている必要があります。以下の項目をご確認ください。
1. iOSを最新の状態にする
iPhoneのiOSが16~18または26であることを確認する。
【確認手順】
①「設定」画面を開き、「一般」を選択後「情報」を表示する。
② iOSバージョンを確認する。

2. 既にパスキーが登録済みでないか確認する
同じApple Accountを使う、他のApple製品の端末(iPad・Macなど)で当社サービスのパスキーを既に設定しており、同期が有効な場合、iCloudキーチェーンを通じて端末間でパスキーが同期されます。
そのため、お使いのiPhoneでもすでに設定済みの状態となり、改めてパスキーを設定しようとすると「すでにパスキーが設定されています。」などのエラーが表示されることがあります。
この場合、新たにパスキーを設定し直す必要はありません。ログイン画面から[パスキーでログイン]をお試しください。
3. パスコード・Face ID・Touch IDを確認する
パスキーの設定・利用には、iPhoneにパスコードなどの画面ロックが設定されている必要があります。
Face IDまたはTouch IDを設定しておくと、パスキー認証をスムーズに利用できます。
【確認手順】
① 「設定」→「Face IDとパスコード」または「Touch IDとパスコード」を開きます。
② パスコードが設定されていることを確認します。
③ Face IDまたはTouch IDが設定されていることを確認します(必須ではありません)。
Face IDまたはTouch IDがうまく動作しない場合は、iPhoneを再起動してから再度お試しください。
なお、画面ロックをご設定いただくと、スマートフォンを立ち上げる際に入力が求められます。ご設定いただいたPIN等をお忘れになった場合、スマートフォンが使えなくなる恐れがあります。必ず大切に保管してください。

4. Apple AccountとiCloudキーチェーンを確認する
iPhoneでパスキーを保存・同期するには、Apple AccountへのサインインとiCloudキーチェーンの有効化が必要です。
<Apple Accountにサインインしているか確認する>
・「設定」を開き、画面上部にご自身の名前が表示されていればサインイン済みです。
・「iPhoneにサインイン」と表示されている場合は、タップしてサインインを完了させてください。
<iCloudキーチェーンをオンにする>
「設定」を開き「ご自身の名前(Apple Account)」から「iCloud」を選択後、「パスワードとキーチェーン」をオンにします。


<2ファクタ認証を有効にする>
iCloudキーチェーンの利用には2ファクタ認証が必要です。
【設定手順】
①「設定」から「ご自身の名前(Apple Account)」を選択し、選択肢「サインインとセキュリティ」を開きます。
② 「2ファクタ認証」をオンにします。
③ 画面の案内に沿って、信頼できる電話番号の登録・確認コードの入力を行います。


5. Safariの通常ブラウズで操作する
他のブラウザやプライベートブラウズでは、登録・認証画面が正常に表示されない場合があります。
<Safariをデフォルトのブラウザにする>
①「設定」から「アプリ」を選択します。
②「デフォルトのアプリ」を選択します。
③「ブラウザアプリ」を選択し、「Safari」を選択します。
<プライベートブラウズを避ける>
-Safariのタブ一覧で「プライベート」モードではなく、通常のタブを開いて操作してください。
また、アプリ内ブラウザ(他アプリ内で開くブラウザ)からの操作も避けてください。
※iOSのバージョンによっては、「設定」→「アプリ」→「Safari」ではなく、「設定」→「Safari」と表示される場合があります。


6. Safariのセキュリティ設定を見直す
認証に必要な画面遷移やデータ保存が制限されている可能性があります。以下を確認してください。
-ポップアップブロック
①「設定」より「アプリ」を選択してください。
②「Safari」を選択してください。
③「ポップアップブロック」をオフにしてください。
-Cookie
①「設定」より「アプリ」を選択してください。
②「Safari」を選択してください。
③「詳細」を選択し、「すべてのCookieをブロック」をオフにしてください。
-JavaScript
①「設定」より「アプリ」を選択してください。
②「Safari」を選択してください。
③「詳細」を選択し、「JavaScript」をオンにしてください。
ポップアップブロックについては、登録完了後、必要に応じて元の設定に戻してください。
※iOSのバージョンによって、設定項目の場所や名称が異なる場合があります。

7. 通信環境・セキュリティ設定を確認する
通信フィルターやネットワークの制限により、認証通信がブロックされる場合があります。以下を一時的に変更してお試しください。
・VPNを一時的にオフにする
・広告ブロックアプリ・コンテンツブロッカー・DNSフィルタリングアプリを一時的にオフにする
・iCloudプライベートリレーを利用している場合は一時的にオフにする
・Wi-Fiからモバイル通信(4G/5G)へ、またはその逆へ切り替える
8. パスワードとパスキーの自動入力設定を確認する
1Password、Googleパスワードマネージャー、Microsoft Authenticatorなどのパスワード管理アプリを利用している場合、自動入力や保存先の設定が影響することがあります。
以下のいずれかでご確認ください。
手順1
①「設定」より「パスワード」を選択してください。
②パスワードを自動入力をオンにしてください。
③「入力を許可」の欄にて「キーチェーン」を設定してください。
手順2
①「設定」より「一般」を選択してください。
②「自動入力とパスワード」を選択してください。
③自動入力の取得元で「パスワード」または「キーチェーン」を設定してください。
なお、自動入力の取得元に「パスワード」や「キーチェーン」の選択欄が出てこない場合は、設定に必要な”Passwords”アプリケーションが一時的に削除されている可能性がございます。
手順4を改めてご確認いただいた上で、App storeより”Passwords”アプリのダウンロードをお願いします。その後改めて設定アプリを起動してください。


9. 日付と時刻を確認する
日付や時刻が大きくずれていると、認証通信が正常に完了しない場合があります。
①「設定」より「一般」を開いてください。
②「日付と時刻」を開いてください。
③「自動設定」をオンまたは、日本時間に合わせてお試しください。

上記を確認したうえで端末を再起動し、再度パスキーの設定をお試しください。
なお、上記を確認しても解決しない場合は、以下の情報を添えてお問い合わせください。
・表示されたエラーメッセージ
・iPhoneの機種名
・iOSのバージョン
・利用したブラウザ
・操作した画面
・すでに別端末でパスキーを登録済みかどうか
・VPN、広告ブロッカー、DNSフィルタリングアプリの利用有無
・パスワード管理アプリの利用有無