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コールオプションの価格は、原資産の金利が上がると高くなり、プットオプションの価格は、原資産の金利が上がると安くなります。
たとえば、資金を借りて原資産を買うことを考えた場合、同じ価格であれば、現時点で買うより将来買う方が金利分だけ有利となり、金利が上がれば将来買う方がさらに有利となりますので、コールオプション(将来買う権利)の価格は高くなります。
また、現時点で原資産を売却して資金運用する場合と将来同じ価格で原資産を売却する場合とを考えた場合、現時点で原資産を売却して資金運用した方が有利であり、金利が上がれば現時点で原資産を売却した方がさらに有利となりますので、プットオプション(将来売却する権利)の価格は安くなるといえます。