• No : 1496
  • 公開日時 : 2024/04/20 00:00
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【法人】FXネオ取引の証拠金の計算方法を教えてください。

回答

法人口座での取引においては、取引金額に「為替リスク想定比率」を乗じて得た額に相当する日本円が必要証拠金となります。
為替リスク想定比率は通貨ペア毎に異なり、原則として1週間毎に金融先物取引業協会(金先協会)が発表した数値を使用します。
 
■証拠金として利用可能通貨
日本円または当社指定外貨(米ドル)
※お客様の口座内にある外貨残高は、対象外貨との対円通貨ペアのリアルタイムレート(売値と買値の中間値)により日本円で評価され、取引証拠金や時価評価総額に反映されます。
※必要証拠金、注文中証拠金、拘束証拠金、時価評価総額はすべて日本円となります。
 
 
◆計算例◆
<米ドル/円2万通貨を取引した場合>
(米ドル/円が130.111円の時)※為替リスク想定比率が1%の場合
・取引単位あたりの証拠金額
10,000米ドル ×130.111円×1%=13,011.1 ⇒ 13,020 (10円未満切り上げ)
・必要証拠金額
13,020円×2=26,040円
 
<ユーロ/米ドル11.1万通貨を取引した場合>
(ユーロ/米ドルが1.1米ドル、米ドル/円が130.111円の時)※為替リスク想定比率が1%の場合
・取引単位あたりの証拠金額
10,000ユーロ×1.1米ドル×130.111円×1%= 14,312.21 ⇒ 14,320円 (10円未満切り上げ)
・必要証拠金額
14,320円×11.1=158,952円
 
※取引単位あたりの証拠金額の10円未満は切り上げ、取引単位あたりの証拠金額に取引単位数を乗じて計算されます。