• No : 280
  • 公開日時 : 2016/04/08 13:50
  • 更新日時 : 2021/12/14 11:18
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保有株があるのに、売り注文を出そうとすると、「現物売付余力が不足しているためお受けできません」というメッセージが出て、発注できません。

回答

同日(同受渡日)に同銘柄の買いと売りを行う取引(「買⇒売」または「売⇒買」)は、日計り取引となります。
 
現物取引において差金決済取引は法令で禁止されておりますので、同一資金を使って同一銘柄を同日中に「売⇒買⇒売」のお取引を行うことはできません。
 
同銘柄日計り「売⇒買⇒売」の2回目の「売」を可能とするには、最初の「売⇒買」を行った時点で同一資金を利用して買付してしまっているため、差金決済とならないよう、最初の売却によって発生した余力を利用しなくても買付できる余力が、別途必要です。
 
今日中に売りたい場合にはご入金が必要になります。
ご入金いただかない場合でも、翌営業日以降に売却することは可能となります。
(受渡日が異なるため、差金決済に該当しません。)